【第3回】Balloonを使ったチャットノベルの書き方を解説!~スマホで恋愛ノベルを書いちゃおう!講座~

【第3回】Balloonを使ったチャットノベルの書き方を解説!~スマホで恋愛ノベルを書いちゃおう!講座~

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スマホで恋愛ノベルを書いちゃおう!講座の第3回!
今回はいよいよチャットノベルの書き方について触れていきます。
本講座ではBalloonを執筆に使うので、まだインストールを済ませてないという方は以下のリンクからダウンロードしておいてください。

App Store

Google Playストア
(Android版は2018年7月現在、執筆機能に対応していません。順次対応予定)

まず最初にBalloonでチャットノベルを書くための基本的な操作方法を解説。
その後は実際にチャットノベルを書いてもらいます。
簡単なお題を提示しますので、初心者の方でも安心して取り組めるはずです。
それでは今回もはりきっていきましょー!

Balloonの基本的な操作方法

投稿画面を開こう

アプリを起動したら右下のペンアイコンをタップしましょう。

すると、作品の投稿画面が表示されます。
次に「新規作成」をタップ。

作品の概要編集画面に移行します。

ここでは以下の5つを設定できます。
表紙以外はすべて設定が必須になっています。

  • 作品の表紙
    作品の表紙を設定する箇所です。もちろん、あった方が見栄えは良いのですが、今回はテストですし必須ではないため省略します。
  • 作品タイトル(必須)
    文字通り作品のタイトルを入力する箇所。今回はテストなので適当でも大丈夫ですが、実際に作品を執筆する際はしっかりしたタイトルをつけましょう。
  • 作品の詳細(必須)
    どんな作品かを伝えるあらすじを書く箇所です。あらすじによって読むかどうかを決める人も多いので、作品の魅力を簡潔にまとめた内容が求められます。今回は省きますが、いずれ機会があればあらすじの書き方についても触れようと思います。
  • ジャンル(必須)
    作品のジャンルを選択する箇所です。ファンタジーや恋愛など全11種類のジャンルが用意されているので、作品に適したものを選びましょう。
  • カラーテーマ(必須)
    チャット画面のテーマを決める箇所です。全部で5種類用意されていてそれぞれチャット画面の雰囲気が異なります。作品に合ったものを選んでください。

今回は練習として執筆するため、必須項目については適当に設定して問題ありません。
入力が終わったら右上の「次へ」をタップしてください。

執筆画面での操作方法

執筆画面を開いたらまず登場人物を追加しましょう。
キーボード右上のアイコンをタップすると登場人物の追加画面が開きます。

登場人物の名前、名前の色、セリフの位置を設定します。
今回は主人公と会話の相手、2人の登場人物を設定してください。

名前の色は基本自由ですが、男性はブルー、女性はピンクのようなわかりやすい分類をすると読者は読みやすいです。

最も重要なのはセリフの位置です。
主人公は右、その他は左という分け方を徹底してください。
LINEのトーク画面では自分のチャットが右、相手のチャットが左に表示されるので、この配置がチャットノベルでも主流になっています。
登場人物のセリフを片側にまとめて表示してしまうとチャットノベルの読みやすさが台無しになってしまうので気をつけてください。

設定が終わったら右上の「保存」をタップして執筆画面に戻ります。

キーボード上に登場人物の名前が追加されていますね?
名前をタップすることで編集中の吹き出しの上に名前が表示されます。

こうやって登場人物を切り替えながらセリフを入力していくのが基本的な執筆方法になります。

セリフの書き方

前回お伝えした通り、1つのセリフは長くても3行(できれば2行)までに抑えましょう。
長いセリフになる場合は適当なところで区切って次の吹き出しに移行しましょう。

また、心の中の声を表現したい場合はカッコで括りましょう。
地の文で心情を説明する必要はありません。

チャットノベルはチャット画面で表現されたノベルですが、チャットによる会話しか書けないわけではありません。
対面での会話を書いても問題ないので、シチュエーションが制限される心配もないわけです。
ただし、チャットで使いがちな顔文字のような表現をリアルの会話に使ってしまうと違和感があるので気をつけてください。

簡単なチャットノベルを書いてみよう

基本的な執筆方法を確認したところで、早速簡単なチャットノベルを書いてみましょう。
登場人物2人による会話劇で、セリフ数は10~20ほどが目安。
主人公の感情の推移を会話で表現してもらいます。

お題は「喜→悲」のような形で提示します。
「喜→悲」であれば、主人公が喜んでいるところから会話を始め、最終的に悲しむ展開に持ち込んでください。
具体的にどのように話を考えればいいかについても解説するので参考にしてください。

喜→悲に至るチャットノベル

まずは喜びから悲しみに至るチャットノベルを作りましょう。
といっても、1から考えようとすると簡単な内容でも思いつくまでに時間がかかってしまいます。

そんな時は発想を転換させましょう!
話を作るのではなく、今まで見た作品や自分の体験から似たようなシチュエーションを思い出して再現するんです。

さっきまで喜んでいた主人公が何かをきっかけにがっかりしてしまう話……。
私がパッと思いつくだけでもこんな展開が思い浮かびます。

  • 取っておいたデザートを食べようと思ったら勝手に食べられていた
  • 好きな女の子から告白されると思ったら全く関係ない用事だった
  • 夏休みの宿題を片付けたと思ったら手付かずのものが残ってた

どれもどこかで見たような覚えがありませんか?
初心者の方はこうしたありがちな展開を思い出して、再現するところから始めてみましょう。
どうしても思いつかないという人は上に挙げた例を使っても構いません。

「それでもどう書けばいいかわからない!」という人は以下に私が書いたサンプルを公開しますので、参考にしてください。
会話の流れはそのまま真似してもらって問題ありません。
ただし、セリフの内容はできるだけ自分で考えてみましょう。

改めて読み返してみると喜→悲というより喜→怒になってますね……。

ま、いっか。

いや、講座を書いている身としては決して良くないんですけどね。
ただ、皆さんが書く際にはそこまで厳密に考える必要はないと思います。

便宜的に喜、怒、悲と感情を設定していますが、細かな感情の違いがわかりづらいという方はざっくりとプラスの感情(喜、楽)からマイナスの感情(怒、悲)への推移と捉えてもらって結構です。

ノベルだからといって難しく考える必要はありません。
普段誰かと会話するときと同じような感じでセリフを考えていけば、自ずと自然なやり取りが完成するはずです。
最初から立派なものを目指す必要はないので、まずは完成させることだけを目標にチャレンジしてみてください。

怒→喜に至るチャットノベル

今度は怒っている主人公が最終的に喜ぶチャットノベルを作りましょう。
今回も一から話を作るのではなく、似たようなシチュエーションを記憶から掘り起こしてOKです。

「さっきと同じやり方じゃ物足りない!」という方は少し考え方を変えてみましょう。
怒→喜に至るシチュエーション全体を思い浮かべるのではなく、まず主人公が怒っている状況を想像してみてください。
物語におけるスタート地点の設定ですね。

たとえば、「相手に意地悪をされて怒っている」状況とします。
次にそこからどうやって主人公を喜ばせるか、その道筋を思い浮かべてみてください。
ちなみに私が思いつく限りだとこんな感じ。

  • 実は相手は好意を素直に表現できないツンデレだった
  • 意地悪はその後のサプライズを隠すための演技だった
  • 最終的に相手に天罰が下ってスカッとした

この道筋もどこかで見たようなありがちなもので構いません。
開始時の状況を固定した上で、最終的な目標地点に向けてどんな展開が考えられるか。
思いつくだけ書き出してみてください。

せっかくなので、先程のサンプルの続きとして怒→喜に至るチャットノベルを書いてみました。これでミスも帳消しですね。
書き方がわからないという方はこちらも参考にしていただければと思います。

物語とはこうした感情の推移の積み重ねによって作られています。
ですから、こうやって感情の推移を描いた物語を考えるトレーニングをしておくと、様々な場面で応用が利くようになります。
引き出しが増えるというやつですね。

引き続き強く意識してほしいのは、物語を一から作るのではなく記憶の中から思い出すこと。
物語は無から創造するものではなく、あらかじめ用意されたパーツを組み合わせて完成させるものだとイメージしてください。

物語を作るための引き出しを増やそう

物語を組み上げるためのパーツとは、もちろん、皆さんの記憶のことです。

今まで読んだ漫画、見た映画、プレイしたゲームなど、物語に触れる機会はたくさんあります。
また、皆さんが生きている中で遭遇した出来事も物語の一つです。
そこで得た経験を思い出すことから創作は始まります。

物語を作る上での引き出しを増やしたければ、できるだけ多くの物語に触れましょう。
漫画でも映画でもゲームでも実体験でも何でも構いません。
そうして得た経験は皆さんの中に蓄積していき、今後の執筆に役立つこと間違いありません。

まとめ

  • Balloonの執筆方法は登場人物を設定してセリフを入力するだけ
  • 心の声はカッコに括って表現する
  • 話作りは今まで触れた物語や実体験を真似るところから始める
  • 物語は感情の推移の積み重ねによってできている
  • たくさんの物語に触れて引き出しを増やそう

今回はチャットノベルの基本的な書き方と簡単な会話劇の作り方を解説しました。
いきなり長いお話を考えようとすると挫折してしまうので、最初はこれくらいの簡単なお話を書くところから練習しましょう。

今回はこちらからお題を提示しましたが、自分でお題を決めてそれに沿ったお話を考えるのも面白いですし、話作りのトレーニングになります。
想像以上にいろんな物語が自分の記憶の中から見つかって、きっとびっくりするはずです。
ぜひとも、自分の中から物語を掘り起こす作業を楽しんでみてください。

次回は短編チャットノベルの話の作り方についてお話します。
今回のレッスンを活かして簡単に物語を作れる方法をご紹介するので、楽しみにしていてください!

ちなみに、今回作ってもらったチャットノベルを公開していただけたら、こちらから感想や指摘などのレスポンスをお返しします。
ぜひとも記事下のコメント欄から教えてくださいね!

次回→簡単にストーリーを作れる裏技を紹介!

初回→主要チャットノベルアプリ4つを紹介!
前回→チャットノベルと小説の違いを解説!

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