【第6回】低単価案件は情報商材が原因?実際に募集者に問い合わせてみた件:悪質クライアント格闘記

【第6回】低単価案件は情報商材が原因?実際に募集者に問い合わせてみた件:悪質クライアント格闘記

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クラウドソーシングサイトを利用していると良く目にするのが馬鹿みたいに低単価な案件です。一応私もプロで執筆速度はそこそこある方なのですが、どう工夫しても生活できないレベルの仕事があふれかえっていたりするのですよね。
ただ、案件見てるとかなり共通点がありますし、一部の悪質なクライアントがやっているにしては数が多すぎるなぁと思っていたわけです。

色々観察した結果、「あれ? これ情報商材じゃない?」と言う結論にいたり、低単価で募集しているクライアントにメッセージを送りまくった結果を記事にしてみます。

低単価案件あるあるのテンプレートとは?

そもそも情報商材の存在を疑いだしたのは、テンプレート的な依頼が多かったからでもあります。

基本的に、

・文字単価0.2円(1500文字300円程度)

・Wordpress納品

・マニュアルつき

・初心者・主婦歓迎

が揃っていることが多いのですよね。「専用のシステムで納品していただきます」とか書かれていても「あ、Wordpressですね?」みたいな。ちなみに、文字単価0.2円だと私の最高速度で執筆しても時給1000円到達が困難です。やったら腱鞘炎待ったなし。というか、Wordpress納品できるなら自分でサイト作った方が儲かるレベルですよねと。

こんな案件が毎日山盛りで表示されるのですから、「クラウドソーシングは稼げない」と思う人が出るのも当たり前だよなぁ……感じている現場の人間です。

ちなみに、同じタイトルで複数募集するクライアントも多いのですが、「それスパムですから」でバッサリ切り捨てられたりします。ほとんどのクラウドソーシングサイトで規約違反になるので「コンプライアンスって何?」状態。

余りにも依頼が多すぎるので発生源がどこかと考えた結果、「情報商材では?」と思ったわけです。

実際に募集者にメッセージを送りまくってみた

まぁ、気になったのでとりあえず「募集している本人に聞いてみよう!」と言うわけで、スパム的な募集をかけているクライアントにメッセージを送りまくってみました。

具体的には「同じ案件を複数募集するのは規約違反になるため、応募に不安があります。また、単価的に情報商材レベルの内容になっており、利益を得ることが難しい状態です。記名記事になるなど何かしらの付加価値はあるのでしょうか?みたいな感じです。

オブラードを30枚くらいつかって包んでますね。ただメッセージを送りまくるだけだと悪質な行為になりかねないので割と神経使いました。

反応は人それぞれで中には「ノウハウ持ってやってるので問題ないです」と堂々と答える人もいました。無視されることも多かったのですが、意外と「規約違反は知りませんでした!」で依頼を取り下げる人が多かったのが印象的です。

で、「仰るとおり、情報商材を元に募集をかけていました」という人が現れたため意外と早く調査は終了しましたとさ。

いや、うん、やっぱりなぁ……と言う感じなのですけど。

募集してた人をどうしたの?

じゃあ、情報商材元に募集かけていたと教えてくれた人をどうしたかと言えば、

「情報商材を元に募集をかけると同じ条件で募集する人が大量に発生し、競争の激化から収益を上げるのが難しくなります。単価を上げて応募率を上げて回転効率を良くするなど工夫をしないと収益化は難しいですよ」

と、アドバイスしておきました。

反応ない人はスパムで通報しましたけど、私刑にかけるために聞いて回っていたわけではないですからね。まぁ、そもそも大手クラウドソーシングサイトで募集をかける場合は、募集時に『単価の目安』が出るので、相場の半額以下で募集をしていることも気づいているはずなのですが。

初心者相手でもプロジェクトなら文字単価0.5円以上、ちょっと経験積んだ人であれば文字単価1円以上が基本になります。フリーランスで年単位やってる人だと数円が標準になるのですが、これはそこまで続かずに廃業したりする人が多いため。経験年数が多いほど対応力が高くなると言うのも相場に影響を与えています。

まぁ、詳しい話しをしだすとキリがなくなるので今回は割愛。

低単価の案件は無視した方が効率よく稼げる

・初心者歓迎・主婦歓迎・マニュアルつきの依頼は大体地雷

・募集する側が良くわからずにやっていることも多い

・依頼を受ける前に考えることは重要

まぁ、クラウドソーシングの低価格帯のクライアントにいくら突っ込みを入れてもキリがないので、ブロックしたり、検索条件から除外した方が楽です。高単価の募集かけるクライアントと契約してリピートで仕事した方が仕事探しの時間も節約できて生産効率が上がります。

割の良い仕事を掴むまで時間がかかるのはどの業種でも一緒だと思います。嗅覚が鋭い人や分析をしっかりしている人は収入の伸びも速いです。

一応クラウドソーシングの運営側にも改善要望として「情報商材を基にした依頼が多い」と言うネタは投げているのですが、下手に取り締まると「踏み倒すための技術」みたいな別の方向の悪質案件が増える可能性があるという地獄絵図

『情報弱者は搾取される』という前提で利用しないと不幸な人ばっかり増えますよーという案件でした。法律厳しくなってもブラック企業がなくならないように、裏をかいて儲けようとする人間はどこにでもいるのです。

 

次回→【第7回】非承認記事はリサイクルできる?損をしないための再利用術:悪質クライアント格闘記

前回→【第5回】契約破棄の条件とは?損をしないための法律知識を紹介!:悪質クライアント格闘記

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専業クラウドワーカーでフリーライター。収入アップよりも書く事にこだわる叩き上げ。 Twitterではクラウドソーシングの相場の情報のほか、連載に関する情報も発信しています。

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