【第1回】初心者にオススメな画材とは?~君も絵描きになれる!イラスト講座~

【第1回】初心者にオススメな画材とは?~君も絵描きになれる!イラスト講座~

Pocket
LINEで送る

はじめまして!君も絵描きになれる!イラスト講座へようこそ!
この講座は、初心者が絵描きになるためのノウハウを解説していくために始めました。
イラスト作成に興味はあるけど、知識が全く無いという初心者に役立つ講座にしていく予定です!

というのも私自身、イラストに興味を持ち始めたばかりの頃は「何から始めればいいの!?」と困惑した経験があります。
何を調べればいいのかもわからないのでネットで検索しても結局よくわからない…そんなジレンマに悩まされたものです。
そんな経験をもとに知識ゼロの初心者でも読み進めるだけで少しづつイラストのノウハウが身についていく講座があればいいな、と思って開設したのがこの講座です。

ただ「ノウハウ」というのも曖昧なので、先に明確なゴールを指定しておきましょうか。
この講座では毎回少しづつイラストのコツやポイントを解説していき、ゆくゆくは「自作のイラストをTwitterにアップする」ということを目標にしたいと思います。

ちなみにこの講座では、僕のヒーローアカデミアのヒロイン・麗日お茶子をモチーフにして描き方を学んでいきたいと思います。
全くのイラスト初心者でも、この講座を読破する頃には麗日お茶子のイラストを描けるようになることを想定して丁寧に解説していきますよ。

引用:http://heroaca.com/character.html

いきなり難しいコツから始めることはなく、毎回テーマに沿った内容を少しづつ解説していきますのでイラストの知識ゼロの方でもご安心ください!
ちなみに第1回のテーマは「どんな画材を使うべきか」という超初歩からスタート!どうです?簡単そうでしょ?

最終目標→自分で描いた麗日お茶子のイラストをTwitterにアップすること
第1回の目標→目指すイラストに適した画材を手に入れること

自己紹介

申し遅れました。
私、講師を担当させていただきますだいなごんと申します。
ライティングやイラスト系のお仕事で生計を立てている29歳の男でございます。

…とまぁ、講師だなんて偉そうに言ってはみたものの私もまだまだ修行中の身。
雑貨店でイラストポップを手描きするお仕事をしていたこともあるのでド素人というほどではないにせよ…まぁ初心者にムダ毛が生えた程度の実力といったところでしょうか。

そんなわけで私としても、この講座を通して読者の皆様と一緒に成長していきたいと考えております!みんな一緒に神絵師になろうぜ!
自信がないとかセンスがないとか、そんな言い訳はいいから描きまくることが大切!トップイラストレーターはこう言う!「考えるより前に体が動いていた」と!!

君も、絵描きになれる!!!

↑最近描いた絵です。

第1回テーマ「初心者はどんな画材を使うべきなのか」

君も絵描きになれる!イラスト講座、第1回目のテーマは「初心者はどんな画材を使うべきなのか」についてです。
ほとんどイラスト作成の経験が無い方が最初に悩むことって何だろうな~…と考えてみたんですが、やっぱり「必要な画材すらわからない」って方も多いと思うんですよね。

どんなにイラストに興味が無い人でも、落書きくらいはしたことがあるでしょう。
ノートに鉛筆で描いたとか、黒板にチョークで描いたとか、地面に木の枝で描いたとか…そう考えると、別に特別な画材が無くたってイラストは描けるわけなんですよ。

ですから必要な画材というものは、そのイラストを「何に使うのか」によって変わってくるんだと思います。

例えば「結婚式のウェルカムボード」を作成するのに、その辺の大学ノートに鉛筆を使うというわけにはいかないでしょう。
結婚式のウェルカムボードには華やかさが求められますから、ペンタブやコピックといったカラフルな画材を使うほうが適切です。

このように、画材を選ぶときには「何のためにイラストを描くのか」「どんな仕上がりにしたいのか」という目的を見据えることが大切なのです。
あくまで一例ですが、風景画ならパステル紙と色鉛筆、グラフィティなら壁とスプレー、販促用のポップなら段ボールとポスカ…といった感じですね。

今アナタが必要な画材に悩んでいるのなら、まずは目的をハッキリさせておきましょう。
「何のためにイラストを描くのか」「どんな仕上がりにしたいのか」の2点を意識すれば、必要な画材は自ずと限定されてくるはずです。

主な画材一覧

それこそイラストなんて「木の枝と地面」があれば描けてしまうものなので、世の中には数えきれないほど膨大な種類の画材があります。
世の中には「噛み終わったガム」「火薬の燃えカス」「キスマーク」「ホッチキスの針」などで精巧な絵画を仕上げてしまうアーティストもいるくらいですから。

…が、初心者はいきなり難しい画材に挑戦しないのが吉です。
私も昔「鉛筆の削りカスで描く」というのに挑戦してみたことがあるんですが、全然うまくいかなかったという経験があります。
特殊な画材・特殊な技法でイラストを描けるのは普通の画材でも上手く描ける人の特権であって、初心者はまず普通の画材をつかって「基礎を固める」のが先決というわけですね。

というわけで、今回は初心者でもなんとか扱える主な画材をピックアップしてみました。
どんな画材を使えばいいのか見当もつかないという方は、以下の画材を参考にして選んでみてくださいね。

水彩絵の具

初心者へのオススメ度 ☆☆☆

水彩絵の具は、柔らかい色合いのイラストを作成するときにオススメの画材です。
色の濃淡を操るのに少々コツが要りますが、使い方は学校の美術の授業で使う絵の具(不透明水彩絵の具・パステル絵の具)と大差ありません。
最近では100円均一でも取り扱いがあるので、金額面では割とお手軽な画材だといえます。

油絵の具

初心者へのオススメ度 ☆☆

油絵の具は昔から多くの画家に愛されてきた画材で、数々の名画が油絵の具で描かれています。
何度も重ね塗りをしたり、乾いた部分をナイフで削り取ったりと、他の画材とは必要な技法が異なります。
慣れるまでには時間がかかりますが、王道の画材なので技法を極めればかなり見栄えの良い作品が仕上がるでしょう。

色鉛筆

初心者へのオススメ度 ☆☆☆☆☆

色鉛筆は、初心者にとって最も扱いやすい画材のひとつだと言えます。
鉛筆との違いは芯の固さくらいのものなので、ほとんど練習の必要なく使いこなすことができます。
画力が足りないと子供っぽい仕上がりになってしまうものの、上達すれば写真と見間違えるようなリアリティある作品を描くことも可能です。
練習から実用まで、幅広い用途に適した画材ですね。

鉛筆

初心者へのオススメ度 ☆☆☆

扱いやすさで言えばトップクラスの鉛筆ですが、初心者向けの画材としてはやや微妙だったりします。
鉛筆一本で「上手い」と思わせる絵を描くには高い画力が必要なので、中途半端な画力で挑むと落書きっぽい仕上がりになりやすいのです。
ただし手軽に扱えてコストもかからないので、練習用としてはもってこいの画材だといえます。

ペンタブ

初心者へのオススメ度 ☆☆☆☆☆

ペンタブは、今もっとも初心者にオススメしたい画材です。
何度でもやり直しが効くので練習に最適ですし、完成したイラストをそのままネット上に公開できるので手間もかかりません。
油絵風・水彩風・墨絵風など様々な画風にも対応しているので、目的に応じて画材を用意しなおす必要がないというのも魅力ですね。
扱い方に少々コツがいりますが、それ以外はこれといったデメリットの無い万能な画材だと思います。

コピック

初心者へのオススメ度 ☆☆☆

ペンタブが流行する以前、趣味でイラストを描く方のなかで主流だった画材がコピックです。
コピックはイラスト用に特化したマーカーで、プロのイラストレーターや漫画家にも愛用者がいるほど高品質の画材です。
仕上がりの綺麗さで言えばペンタブにも決して劣りませんが、塗り方がけっこう難しいので初心者にはハードルが高いかもしれません。
また、36色セットで1万3000円くらいするのでお財布にも厳しめです。

スプレー

初心者へのオススメ度 ☆

スプレーアートは世界中で愛されているジャンルですが、日本ではそれほど定着していません。
海外ではスプレーで壁にアート作品を描くことを「グラフィティ」と言いますが、日本で同じことをすると単に「落書き」という扱いになりがちですね。
画材そのものの扱いが難しいというよりも、描く場所の確保が難しいという意味であまりオススメできません。

パステル

初心者へのオススメ度 ☆☆☆☆

パステルは「クレヨン」「クーピー」「チョーク」などの画材を総称した言葉ですが、イラスト用では「ハードパステル」「ソフトパステル」のいずれかを指すことが多いです。
使い心地に違いはあるものの、だいたいクレヨンと同じような画材だと思ってもらってOKです。ただしクレヨンよりもべた付きが少ないので濃淡を表現しやすく、絵本のように幻想的なイラストを仕上げるのに適しています。
扱いやすさも価格も初心者向けですが、画風が限られてしまうというのがデメリットでしょうか。

マーカー

初心者へのオススメ度 ☆☆

先ほどご紹介したコピックもマーカーの一種ですが、それ以外のマーカーでもイラストを描くことができます。
例えば「ポスカ」や「マッキー」など、誰でも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?マーカーはわりと扱いやすい画材なので、学校などでも使用されることがありますよね。
ただ、マーカーは色が偏ったり滲んだりしやすいので本格的なイラストの作成にはそれほど適していません。ポップやポスターなど、イラストの質よりも「作成の手間を省きたい」という目的を優先したいときに使いたい画材ですね。

墨汁

初心者へのオススメ度 ☆☆☆

 

墨汁は、水墨画を描くときに使う画材です。筆と使って柔らかなラインを表現できるので、鉛筆やマーカーには無い独特の作風に仕上がります。
見た目ほど難しくないので初心者でもすぐに慣れますし、画材も200円~300円で揃うのでお手軽ですね。
デメリットは、雰囲気が強すぎて画風が狭まってしまうということでしょうか。

初心者に一番オススメなのは「ペンタブ」だ!

ここまで様々な画材をご紹介してみましたが…
当講座の結論として、初心者に一番オススメの画材は「ペンタブ」です。
どの画材にも良し悪しがありますが、こと「初心者向け」に限ればペンタブほどメリットの多い画材は無いと思います。

  • 他の画材に比べて費用が少なく済む
  • やり直しが効くのでいくらでも練習できる
  • 綺麗に保存できるのでネット上に公開するのが楽
  • どんな画風にもコスト無しで対応できる
  • 上手くなればそのままイラストの仕事がくることも
  • 手描きに比べて作品が綺麗に仕上がる
  • いくらでもノウハウが手に入る

ペンタブは高いというイメージがあるかもしれませんが、他の画材と違って消耗品ではないというのが魅力です。
1万円くらいでペンタブを買ってしまえば5年~10年くらいは使い続けられますが、コピックや絵の具は無くなるたびに買い足さないといけないので維持費がかかります。
ペンタブにもペン先の消耗やソフトの更新費用がありますが…他の画材に比べれば少ないコストで済むのは間違いないでしょう。

イラストを作成する目的が「Twitterに公開すること」であればなおさらです。
はじめからPCで作成したイラストならスキャンや撮影の手間もかかりませんし、何より仕上がりが綺麗です。

「データではなく実物の作品を手元におきたい」なんてこだわりでも無い限り、初心者にはペンタブが最適だと断言していいんじゃないでしょうか。
他の画材に興味がある方も最初はペンタブで画力をつけて、それから少しづつ得意なジャンルを広げていくのがオススメです。

ペンタブの選び方について

ペンタブにもいろいろと種類があるので、初心者は「ペンタブの選び方」について迷ってしまうこともあるかと思います。
とはいえ選び方について説明すると長くなってしまうので、今回は私が使っているペンタブをオススメしておきますね。

私が普段使っているのは、ワコム社製の「Intuos Comic Mサイズ CTH-690/K1」です。
型番だけ言われてもいまいちピンとこないでしょうから、このペンタブの良いところを挙げておきましょうか。

まず個人的にペンタブは「Mサイズ」が一番使いやすいと思ってます。
Sサイズだと小さすぎて細かい部分が描きづらく、Lサイズだとデスクに置いておくスペースが取りずらいのが難点です。
モデルによる細かい性能の違いは初心者にはほとんどわかりませんので、サイズを重要視して選ぶのが一番手っ取り早いと思います。

また、このモデルにはCLIP STUDIO PAINT PRO (2年ライセンス)が同梱されていたのも大きいですね。
せっかくペンタブを手に入れても、イラスト作成ソフトが低品質だとその効果を発揮できません。
その点、CLIP STUDIO PAINT PROがあればイラストからマンガまで幅広い表現が可能になります。

ちなみに、このモデルの値段はAmazon価格で17,800円となっています。
高く感じるかもしれませんが、ダウンロード版のCLIP STUDIO PAINT PROだけでも5000円はするのでセット価格としては妥当です。

次回よりこの講座ではペンタブを使ったイラストの描き方を解説していきますので、次に進む前にまずはペンタブを手に入れておいてくださいね。
もちろんワコム社製の「Intuos Comic Mサイズ CTH-690/K1」以外でも、気に入ったペンタブがあればそちらを選んでいただいて構いませんよ!

まとめ

  • 本講座の最終目標は”自分で描いた麗日お茶子のイラストをTwitterにアップすること”
  • 画材選びの為には、イラストの目的をハッキリさせよう
  • Twitterに絵を公開するかつ、初心者にオススメな画材は「ペンタブ」
  • 私のオススメはワコム社製の「Intuos Comic Mサイズ CTH-690/K1」

第1回からペンタブを推しすぎてダイレクトマーケティングみたいになっちゃいましたが、別に私はワコムの回し者じゃないのでご安心ください。
ペンタブをオススメしたいのは、あくまで「初心者」で「ネット上に作品を公開したい人」に対してです。当講座の最終目標がTwitterに自作イラストをアップして「絵描きデビュー」することなので必然的にペンタブ推しになっちゃったわけですが…もちろん他の画材からスタートするのも決して悪くはありません!

そんなわけで当講座では、次回から「ペンタブの使い方」に焦点を当てて話を進めていきたいと思います。
ペンタブの使い方から絵を描く際のコツまで、かなり細かく解説していく予定ですのでお楽しみに!

この連載を毎号読めば、きっとアナタも少しづつ絵描きになれるはず!
「週刊・麗日お茶子を描こう!」的なデアゴスティーニの気分でお楽しみくださいね!

それではまた次回お会いしましょう!

 

次回のテーマ → ペンタブの基礎的な使い方について

 

Pocket
LINEで送る


【イラスト作成に関する質問募集中です!】ただいま連載中の「君も絵描きになれる!イラスト講座」では皆様からの質問を募集しております。ペンタブの使い方からイラスト作成のコツまで何でもOKです。できる限り答えさせていただきますので、コメント欄へお気軽に書き込んでくださいね!

1 Comment

  1. ボリュームたっぷりの記事をありがとうございます!
    今こそ全国の”麗日お茶子”さん好きを呼び集める魔法を使いたい……

Leave a Reply

To report this post you need to login first.
ツールバーへスキップ