【第2回】ペンタブの基礎的な使い方からはじめよう~君も絵描きになれる!イラスト講座~

【第2回】ペンタブの基礎的な使い方からはじめよう~君も絵描きになれる!イラスト講座~

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君も絵描きになれる!イラスト講座第2回でございます!
というわけでこんにちは、講師のだいなごんです。

前回は「どんな画材を使えばいいの?」という根本的な部分について解説いたしました。
結論としてペンタブが一番オススメ!ということになり、さぁ今回からいよいよイラストを描いていきまっしょう!!

と、言いたいところなのですが。

そんなスピードで進んだらきっと、
「ちょっと待って!ペンタブってどうやって使うの!?」と困惑してしまう方もいることでしょう。
慣れてしまえば簡単ですが、初めての方にとってはペンタブだって未知の電子機器…!使い方がわからないままでは宝の持ち腐れです。

そこで今回は「ペンタブの基礎的な使い方」を解説したいと思います!
画材の使い方を知ることが重要なのはアナログでもデジタルでも同じです!まずは基礎をガッツリ固めていきましょう!

 

ペンタブとマウスは同じものだと思え!

皆さんは普段、PCを操作するときにマウスを使いますよね?
マウスを動かすとカーソルが動いて、クリックすると画面上のボタンが押せて…そういう風に、何も難しいことは考えずにマウスを使いこなしていると思います。
PCに初めて触った方ならともかく、普段からPCを使っている方なら「マウスの操作が難しい!」なんて思うことは無いんじゃないでしょうか。

それはペンタブだって同じです。
ペンタブはそもそもポインティングデバイス(入力機器)の一種で、ザックリ分けるとマウスと同じ種類の道具ということになります。
カーソルを動かすことだってできますし、画面上のボタンをクリックすることだってできます。
極論、マウスが無くたってペンタブさえ繋げばPCを動かすことは可能なのです。

もしも最初に「ペンタブが難しい!」と感じたならいきなり絵を描く必要はありません。
その日から数日、マウスを使わずにペンタブでネットサーフィンでも楽しんでみてください。

マウスの代わりに使ってみれば、ペンタブが別に特別な機器ではないということがわかると思います。
クリックしたりスクロールしたり、ペンタブ操作だけでインターネットが使えるようになったらファーストステップはクリアです。

ちなみに、操作に関してはペンタブの販売元であるワコムの公式サイトがかなり分かりやすく解説してくれています。
実際に使ってみてもイマイチ感覚が掴めないという方は、こちらを覗いてみると良いヒントになるかもしれません。

ペンタブがマウスより優れている点

先ほどの話だと「ペンタブとマウスが同じものなら、マウスで描いたっていいじゃないか!」ということになってしまいそうですが、それは少し違います。
ペンタブをマウスと同じように使うことはできても、マウスをペンタブと同じように使うことは難しいからです。

ペンタブがマウスよりも優れている点はいくつかありますが、特に大きな差が「筆圧感知」です。
グッと力を込めて描くと濃く太い線になり、スっと力を抜いて描くと薄く細い線になる。それが筆圧です。

この画像を見てもらうと、仕上がりの違いがよく分かると思います。
左右どちらも同じペイントソフトで描いた線ですが、明らかにペンタブで描いたほうが綺麗に仕上がっていますよね。

マウスには筆圧を感知する機能が無いため、線の太さが最初から最後まで同じです。
しかしペンタブのほうはしっかり筆圧を感知して、線の末端が少しづつ細くなってきているのが分かります。
なんとなく、マウスで描いたほうは質の悪いマジックを使ったようなのっぺりした線に見えてしまいます。

また、ペンタブには手ブレ補正機能がありますが、マウスにはそれが無いためガタガタした線になりやすいという特徴があります。
直線では違いが分かりにくいかもしれませんが、曲線で見ると違いが一目瞭然です。

ペンタブのボタンって何に使うの?

機種にもよりますが、大抵のペンタブにはいくつかのボタンがついています。
タブレット本体についていたり、ペンの側面についていたり、あるいはその両方についていたり…このボタンは一体何に使うものなのでしょうか。

 

このボタンは「サイドボタン」「ファンクションキー」「サイドスイッチ」等と呼ばれるものです。
キーボードでいうところのショートカットキーのようなもので、サイドボタンには自分が好きな機能を自由に割り当てることができます。

例えばサイドボタンに「消しゴム」の機能を割り当てたとしましょう。
普通、消しゴムを使うためには画面上の「消しゴム」のボタンをクリックする必要がありますが、あらかじめサイドボタンに割り当てておけばボタンを押すだけで自動的に消しゴム機能がONになります。さらにボタンを離せば自動的にペン機能に戻るので、イチイチ画面上でボタンの切り替えをする必要がありません。

他にも、サイドボタンを押すだけでズームにしたり、サイドボタンひとつで戻るコマンドを実行したりと色々な使い方ができます。
人によってサイドボタンに割り当てている機能は異なるので、これから設定する方は「一番よく使う機能」をサイドボタンに割り当てておくのが基本です。

サイドボタンのオススメ機能

サイドボタンにどんな機能を割り当てれば良いのか分からないという方のために、いくつかオススメの機能をご紹介しておきます。
割り当て機能はいつでも変更できますので、最初は以下のオススメから選んでおいて、使っているうちに気に入った機能があれば割り当てを変更してください。

消しゴム

★特にオススメ!

個人的にマストの割り当て機能が「消しゴム」です。
ペンタブでは細かい部分を消しゴムで削りながら全体のバランスを調整するという画法が有効なので、消しゴムを使う機会はかなり多いと思います。
ただ、手癖や画風によっても消しゴムの使用頻度は異なるので要らないようなら他の機能に変更してもOKです。

手のひら

★特にオススメ!

手のひらツールは、キャンバスの位置を移動させるために使うコマンドです。
アナログで絵を描くときも、紙自体をを描きやすい位置に移動させたり回転させたりすることがありますよね?
それと同じくパソコンでもキャンバスを移動させながら作成していくため、手のひらツールをサイドボタンに割り当てておくと非常に楽です。

Ctrl+Z

ペンタブでイラストを描く際、Ctrl+Zを押すと1個前の手順に戻ることができます。
「描いた」という記録そのものを消すことができるため消しゴム機能よりも間違えた部分をキレイに消せて、しかもスピーディです。
キーボードでCtrl+Zを押すのが面倒だという方は、サイドボタンにCtrl+Zを設定しておくと便利ですね。

ズーム

細かい部分はズーム機能を使って描きますが、ずっとズーム状態にしていると全体のバランスが崩れてしまいます。
バランスの良いイラストを描くためには拡大と縮小を繰り返す必要がありますが、それが面倒に感じる場合はサイドボタンにズーム機能を割り当てておきましょう。
手軽にズームできるようになれば、細かい部分と全体像のチェックが楽になります。

まとめ

  • ペンタブはマウスと同じように使える
  • ペンタブの利点は「筆圧感知」ができること
  • サイドボタンには様々な機能を割り当てることができる
  • オススメの割り当て機能は消しゴムや手のひらツールなど

そんなわけで今回は「ペンタブの基礎的な使い方」について解説しました!
細かいコツを挙げればキリがありませんが、ぶっちゃけ「マウスと同じように使える」ということだけ知っていれば誰でも普通に使いこなせると思います。
ペンタブはとても便利な道具ですが、それほど特別な物だと考える必要はありません。

次回の記事を読むまでに、できるだけペンタブに慣れておいてくださいね。
マウスのように使ってみるだけでもいいですし、自分なりにイラストを作成してみても構いません。
ペンタブを使いこなすために必要なのは「とりあえず使ってみること」ですよ!

次回のテーマ → CLIP STUDIOを立ち上げてみよう

初回 → 初心者にオススメな画材とは?

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【イラスト作成に関する質問募集中です!】ただいま連載中の「君も絵描きになれる!イラスト講座」では皆様からの質問を募集しております。ペンタブの使い方からイラスト作成のコツまで何でもOKです。できる限り答えさせていただきますので、コメント欄へお気軽に書き込んでくださいね!

2 Comments

  1. 本題からそれたことを言いますが、ペンタブで○○してみたコンテストみたいなの出来そうというか存在しそうですね…

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